憂鬱な気分の時に聴きたい暗いおすすめ洋楽ロックバンド7選
気分が落ち込んだ時やどんよりとした曇り空の時には陰鬱な曲を聴きたくなるというのは私だけでしょうか。
今日はそんな私にいつも心の傷に塩を塗ってくれる暗めな洋楽バンドを紹介いたします。
- Joy Division (ジョイ・ディヴィジョン)
- My Bloody Valentine (マイ・ブラッディ・バレンタイン)
- Sigur Rós (シガー・ロス)
- Rediohead
- Pink Floyd (ピンク・フロイド)
- Nine Inch Nails (ナイン・インチ・ネイルズ)
- Sonic Youth (ソニック・ユース)
- 終わり
Joy Division (ジョイ・ディヴィジョン)
陰鬱と言えばこのバンドです。気だるげで神経質そうなギターサンドとボーカル、さらに全員が真顔で演奏しているのも陰鬱ポイント高し、この人たちに楽しいという感情は無いのでしょうか。
ちなみにちょっと気持ち悪い歌い方をするボーカル、イアン・カーティスは全米ツアー前日に自殺しています。その後バンドは"New Order"と名前を変えて活動を続けています。こちらもとても素晴らしいバンドですので是非チェックしてみてください。
My Bloody Valentine (マイ・ブラッディ・バレンタイン)
シューゲイザー界の雄、通称「マイブラ」です。暗くて重い轟音ギターサウンドとその中にある女性ボーカルの美しさ、静と動や剛と柔の調和がたまらなく心地よいバンドです。
ちなみに彼らのライブではあまりに轟音が鳴らされるので耳栓が配られるそうです。
Sigur Rós (シガー・ロス)
アイスランドが生んだ至高のポストロックバンド、シガーロス。彼らの音楽はまさしくアイスランドのイメージにぴったりな天国のような自然、大地を連想させます。
陰鬱、とは違っていますがこの魔法のような感動体験は暗い気分の時に味わうべきものでしょう。
Sigur Rós - Ekki múkk [Official Music Video]
Rediohead
イギリスが生んだモンスターバンド、レディオヘッド。彼らは既存の枠にとらわれない実験的なサウンドに後期からは挑戦し、特に4thアルバム"Kid A"はあまりに難解で、評論家からは「商業的自殺」とも呼ばれました。しかしこの手の評論はだいたい外れるもので、実際このアルバムも大成功を収めました。
下のリンクの曲は3thアルバムに収められた曲ですが、この曲も拍子や展開、サウンド共にかなり前衛的です。
Pink Floyd (ピンク・フロイド)
言わずとしれた伝説のプログレバンドです。壮大かつ幻想的なサウンドはまさしく圧巻で、さらに歌詞の面でも文学的、哲学的で評価が高いです。
美しさの中にある緊張感や倦怠感、クセになります。
彼らの魅力は大掛かりなライブにも詰まっているので、ここではあえてライブバージョンをセレクトさせてもらいました。
David Gilmour - Comfortably Numb (Live At Pompeii)
Nine Inch Nails (ナイン・インチ・ネイルズ)
怒りや渇望を一貫的にテーマに据え、重々しく騒々しいサウンドで心を黒く塗りつぶすようなバンドです。ジャンルとしてはインダストリアルロックに属します。
インダストリアルロックといえば他にマリリンマンソンがいますね。こちらも重々しい鬱バンドです。
Sonic Youth (ソニック・ユース)
変則チューニングによる独特の響きをもったノイズまみれのギターサウンドが特徴で、後のグランジ・オルタナシーンに多大な影響を与えています。また、ギターボーカルのサーストン・ムーアは「エレキ・ギターを聴くということはノイズを聞くこと」という謎の持論を持っており、曲にもその精神が如実に表れています。
ノイズなのに美しい、情熱的なのに倦怠的、不思議な陰鬱バンドです。
終わり
ここまでご覧いただき誠にありがとうございました。
皆様にも良き鬱音楽ライフが訪れますことをお祈りしつつ、お別れとさせていただきます。
近頃の邦ロックバンドが嫌われている3つの理由
近頃の邦ロックバンドが気に入らない。どいつもこいつもな。
完全に個人の意見です。
理由①:量産型スタイル
どいつもこいつもマッシュ、ガリガリ、スキニーパンツ(もしくは超ダボダボのパンツ)、中性的で不健康そうな顔とスタイル。男らしさのかけらもねえ!!!
元々ロックスターなんてのは近寄りがたくてギラギラしてて、ともかくかっこいいの極地みたいなものです。なのに近頃のバンドマンは女性ファンの母性本能をくすぐるようなスタイルで、しまいには「かわいい」なんて言われています。恥を知れ恥を!!
そしてこのバンドマンたちがモテるんだ。たいした曲でもないのに女性ファンの支持だけで売れてるバンドもあるぐらいですからね、[Alex◯ndros]とか、、、
理由①の例
理由②:量産型ソング
テレキャスターでおしゃれにカッティングさせちゃって、コードワークもちょっと洒落たカンジでね、はいはい量産型。
思えばこういう感じのハイカラカッティングサウンドを流行らせたのはゲスの極み乙女。な気がしないでもないです。さらに言えばキノコ頭も川谷が流行らせたような…
いや確かにセンスはいいよ、それがまたちょっと腹立つというこれはもうただの妬みですね、すいません。
もう一つの量産型はシンプルにダサ中二臭いリフを多用するバンド。
例えばオーラルとかキートークとかsumikaとかです。この手のバンドの元祖は9mm parabellum bulletでしょうね。なんてことしてくれたんだ。好きだけど。
理由②の例
・ポルカドットスティングレイ
理由③:量産型ファン
いつの時代もアーティスト自体は好きだけどファンが苦手で遠ざかってしまう、というのはよくある事です、特に邦ロックの世界では。
いまの邦ロックシーンはフェスやライブが中心でバンドと観客の距離が近くなり、またそれに伴って観客どうしの結束力というのも強くなっています。そのせいか、観客たちの中で服装やスタイルを同じようなものにしなくてはいけないというような暗黙の了解ができており、邦ロックフェスに行けばみんなバンT、ラババン、スニーカースタイルで嫌になります。
さらに、ライブがメインとなった昨今、ライブでのいわば定番の動き(ウォール・オブ・デスなど)やさらには一部のバンド(KEYTALKなど)では振り付けが存在し、これによって観客も一体となって楽しむというスタイルが定着してきています。
これは先ほどのファンの結束意識と共に邦ロックの敷居を高くする一因となっています。またもっと気軽に楽しみたい層にとっては、近頃のファンによくみられる、バンドへの「ガチさ」を求める風潮には腹が立つことでしょう。
まとめ
結局、売れるもの流行ってるものモテるものが嫌いな現役中二病罹患者のたわごとでしたとさ。
ジョン・フルシアンテのアンプセッティングについて研究してみた。~EQ、ゲイン、リバーブ、エフェクターなど~
どうも皆さんこんにちは管理人です。
「枯れたギター」とも言われるジョン・フルシアンテのギターサウンド、その核となるアンプのセッティングについてリサーチしてみましたので備忘録もかねて記しておきます。
ジョンの音作り~イコライザー~
まず最初に結論から述べますと、イコライザーに関しての大体の意見に共通しているのは次の点です。
Bass...Max付近(8~10) Mid...中央から少し高め(4~7) Treble...かなり抑えめ(0~3) Presence...中央付近(4~6)
これはマーシャルのクリーンモデルを主に想定しています。
しかし他のアンプでも考え方としては同じでつまりは、
「ベースからローミッドを中心に据え、トレブルは抑えめ、モコモコさせないためにプレセンスは上げる。」という事です。
参考など
この方の動画では、「Bass10,Mid6,Treble1,Presence4」です。7分20秒ごろから説明が始まります。
この方はかなりのジョンフリークで、アンプも本人と同じ「Marshall Silver Jubilee」を使っており、ペダル群もほぼ本人と同じものを所有しています。エフェクター群の解説も他の動画では説明していて、かなり参考になります。そして上手い。
この方は「Bass10,Mid7,Treble0,Presence6」と言っています。
これはジョンのサウンドを再現した演奏動画なんですが、サウンドも弾き方もあまりに似ていて本人が弾いているのかと思うほどです。
iPhoneアプリのGarege Bandで録音し、その際のアンプセッティングは、
「Clean Combo (GB) Gain 10,Bass 8,Mids 5,Treble 4/5,Presence 6」
と概要欄にあります。ちなみにClean Combo (GB)とはVoxアンプのモデリングです。最後のソロはフレージングも含めて本当に本人かのようです。
このサイトも今回参考にさせてもらいました。続いてアンプセッティングについて議論しています。
ゲイン、リバーブ
まずはゲインについてですが、アンプ側のゲインは完全にクリーンであると考えられます。
ジョンのギターのクリーントーンは実際はクランチに入りかけぐらいのゲインで、"Under The Bridge"において顕著なように、優しいアルペジオではクリーン、強いストロークをすると少し歪むというようなゲインレベルになっています。
しかしそのゲイン成分を作っているのは、Bossの幻のコーラスペダル"CE-1"とMXRの"Microamp"です。この二つはわずかにゲインを上げる成分をもっており、ジョンは常時オンにしています。それにより絶妙なクリーン/クランチサウンドが出来上がっているのです。
ちなみにCE-1は生産終了となっており、後続機種のCE-5、もしくはCE-2の復刻であるCE-2wがあるのみです。
最後にリバーブについてですが、話をまとめるとアンプ側のリバーブを結構かけているようです。しかし、リバーブはペダル要塞の中に2つある事が確認されており、常時オンで薄くかける用と、たまに深くかける用のものがあるとも考えられます。
まとめ
いかがだったでしょうか、今回得た知識を生かして自分でも再現してみたところ、かなりイイところまではいくことが出来ました。しかし最後は何といっても技術、情緒あふれるジョンのギターにたどり着くまでは彼と同じように一日15時間練習しましょうかね。。。(無理)
今回はここまでです、さいごまで読んでいただきありがとうございました。