DOING THINGS RIGHT

彩りのある生産的な日々を。

TONE CITYのModel MとModel Eを試奏からの購入

どうもこんにちは。

手持ちのディストーションが壊れてしまい急遽新しいヤツを買わなければいけなくなったのですが金が無く、色々と探しているうちに見つけたTONE CITYという中国メーカーのペダルがいい感じだったのでレビューしてみます。

今回試奏したのはModel MとModel Eで、結論から言うとModel Eを購入しました。

f:id:syumituduri:20181006120246j:plain

f:id:syumituduri:20181006120311j:plain

Model M

Model Mの”M”はマーシャルのMです。その名の通りマーシャルのいかにもチューブアンプ!みたいなサウンドです。

右側のスイッチでクランチモードかハイゲインモードかを選択し、それぞれついてその上のツマミで歪みの量を調節します。これが結構便利で、曲によって歪みの量が違う!なんて時にいちいちツマミを回さなくていいんですよね。実質オーバードライブとディストーション2台分の働きをすることになります。

今回筆者はハードロックやメタルでも使えるレベルのズシズシ来る超ハイゲインな歪みを探していたので「これではちょっと弱いな…」と思い購入を断念しました。サウンド自体も上質とは言えず安物ならではの粗削り感はありますが、ブルースなどのジャンルにはピッタリハマるのではないかと思います。モダンなハイゲインミュージックには後述のModel Eの方がおすすめです。

 

 

Model E

Model Eの”E”は店員さん曰くEVHのEらしい。サウンドハウスには「EUハイゲインアンプタイプのディストーション/プリアンプです。」と書かれていてよくわからない。サウンドキャラクター的にはサウンドハウスさんの行ってることの方が正しそうです。

こちらはModel Mとは違いモダンなハイゲインサウンドを出すことのできるペダルですが、一番の特徴はミドルレンジの周波数を変化させることのできるスイッチです。これによって「タイトなバッキングからファットなギターソロまで思いのまま!」とはいかず、効きがかなり極端なため調整が非常に難しいです。音が結構変わるのでちょうどいい塩梅にするのは結構ツマミをいじる必要があります。スイッチ一つでいい感じのファットなギターソロになるわけではありません。あと気になったのはローが結構ブリブリ出てくることです。モコモコというよりブリブリ、こいつが結構曲者で耳障りな音になる可能性もあります。何かと音作りの腕が試されるペダルです。

実際購入後ライブをしてみましたがしっかりと作りこんでいけば音のヌケもよく気持ちいハイゲインサウンドになります。初心者向けの価格設定の割には初心者には難しいペダルでした。

 

 

おわりに

今回紹介したのは2つのモデルでしたがTONE CITYはその他にも安くて実践的なペダルが数多く揃っています。実際今回の2機種もかなりコスパは高いように思え、貧乏学生である私はこれからもお世話になりそうです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。