DOING THINGS RIGHT

彩りのある生産的な日々を。

近頃の邦ロックバンドが嫌われている3つの理由

近頃の邦ロックバンドが気に入らない。どいつもこいつもな。

完全に個人の意見です。

 

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理由①:量産型スタイル

どいつもこいつもマッシュ、ガリガリ、スキニーパンツ(もしくは超ダボダボのパンツ)、中性的で不健康そうな顔とスタイル。男らしさのかけらもねえ!!!

元々ロックスターなんてのは近寄りがたくてギラギラしてて、ともかくかっこいいの極地みたいなものです。なのに近頃のバンドマンは女性ファンの母性本能をくすぐるようなスタイルで、しまいには「かわいい」なんて言われています。恥を知れ恥を!!

そしてこのバンドマンたちがモテるんだ。たいした曲でもないのに女性ファンの支持だけで売れてるバンドもあるぐらいですからね、[Alex◯ndros]とか、、、

理由①の例

おいしくるメロンパン

クリープハイプ

KANA-BOON

理由②:量産型ソング

テレキャスターでおしゃれにカッティングさせちゃって、コードワークもちょっと洒落たカンジでね、はいはい量産型。

思えばこういう感じのハイカラカッティングサウンドを流行らせたのはゲスの極み乙女。な気がしないでもないです。さらに言えばキノコ頭も川谷が流行らせたような…

いや確かにセンスはいいよ、それがまたちょっと腹立つというこれはもうただの妬みですね、すいません。

 

もう一つの量産型はシンプルにダサ中二臭いリフを多用するバンド。

例えばオーラルとかキートークとかsumikaとかです。この手のバンドの元祖は9mm parabellum bulletでしょうね。なんてことしてくれたんだ。好きだけど。

理由②の例

ゲスの極み乙女。

ポルカドットスティングレイ

フレデリック

 

理由③:量産型ファン

いつの時代もアーティスト自体は好きだけどファンが苦手で遠ざかってしまう、というのはよくある事です、特に邦ロックの世界では。

いまの邦ロックシーンはフェスやライブが中心でバンドと観客の距離が近くなり、またそれに伴って観客どうしの結束力というのも強くなっています。そのせいか、観客たちの中で服装やスタイルを同じようなものにしなくてはいけないというような暗黙の了解ができており、邦ロックフェスに行けばみんなバンT、ラババン、スニーカースタイルで嫌になります。

さらに、ライブがメインとなった昨今、ライブでのいわば定番の動き(ウォール・オブ・デスなど)やさらには一部のバンド(KEYTALKなど)では振り付けが存在し、これによって観客も一体となって楽しむというスタイルが定着してきています。

これは先ほどのファンの結束意識と共に邦ロックの敷居を高くする一因となっています。またもっと気軽に楽しみたい層にとっては、近頃のファンによくみられる、バンドへの「ガチさ」を求める風潮には腹が立つことでしょう。

 

まとめ

結局、売れるもの流行ってるものモテるものが嫌いな現役中二病罹患者のたわごとでしたとさ。  

 

 

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ジョン・フルシアンテのアンプセッティングについて研究してみた。~EQ、ゲイン、リバーブ、エフェクターなど~

 

どうも皆さんこんにちは管理人です。

「枯れたギター」とも言われるジョン・フルシアンテのギターサウンド、その核となるアンプのセッティングについてリサーチしてみましたので備忘録もかねて記しておきます。

 

http://i1.wp.com/d-d-distortion.com/wp-content/uploads/2016/01/JOHN-FRUSCIANTE-REHEARSAL-1999-NZ-03_by-Neil-Zlozower-_-Atlas-Icons_FEAT.jpg?fit=520%2C300

ジョンの音作り~イコライザー

まず最初に結論から述べますと、イコライザーに関しての大体の意見に共通しているのは次の点です。

Bass...Max付近(8~10)  Mid...中央から少し高め(4~7)  Treble...かなり抑えめ(0~3)  Presence...中央付近(4~6)

 

これはマーシャルのクリーンモデルを主に想定しています。

しかし他のアンプでも考え方としては同じでつまりは、

「ベースからローミッドを中心に据え、トレブルは抑えめ、モコモコさせないためにプレセンスは上げる。」という事です。

参考など

youtu.be

この方の動画では、「Bass10,Mid6,Treble1,Presence4」です。7分20秒ごろから説明が始まります。

この方はかなりのジョンフリークで、アンプも本人と同じ「Marshall Silver Jubilee」を使っており、ペダル群もほぼ本人と同じものを所有しています。エフェクター群の解説も他の動画では説明していて、かなり参考になります。そして上手い。

 

youtu.be

この方は「Bass10,Mid7,Treble0,Presence6」と言っています。

 

youtu.be

これはジョンのサウンドを再現した演奏動画なんですが、サウンドも弾き方もあまりに似ていて本人が弾いているのかと思うほどです。

iPhoneアプリのGarege Bandで録音し、その際のアンプセッティングは、

「Clean Combo (GB) Gain 10,Bass 8,Mids 5,Treble 4/5,Presence 6」

と概要欄にあります。ちなみにClean Combo (GB)とはVoxアンプのモデリングです。最後のソロはフレージングも含めて本当に本人かのようです。

www.reddit.com

このサイトも今回参考にさせてもらいました。続いてアンプセッティングについて議論しています。

 

ゲイン、リバーブ

まずはゲインについてですが、アンプ側のゲインは完全にクリーンであると考えられます。

ジョンのギターのクリーントーンは実際はクランチに入りかけぐらいのゲインで、"Under The Bridge"において顕著なように、優しいアルペジオではクリーン、強いストロークをすると少し歪むというようなゲインレベルになっています。

しかしそのゲイン成分を作っているのは、Bossの幻のコーラスペダル"CE-1"とMXRの"Microamp"です。この二つはわずかにゲインを上げる成分をもっており、ジョンは常時オンにしています。それにより絶妙なクリーン/クランチサウンドが出来上がっているのです。 

ちなみにCE-1は生産終了となっており、後続機種のCE-5、もしくはCE-2の復刻であるCE-2wがあるのみです。

 

 

 

 

最後にリバーブについてですが、話をまとめるとアンプ側のリバーブを結構かけているようです。しかし、リバーブはペダル要塞の中に2つある事が確認されており、常時オンで薄くかける用と、たまに深くかける用のものがあるとも考えられます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか、今回得た知識を生かして自分でも再現してみたところ、かなりイイところまではいくことが出来ました。しかし最後は何といっても技術、情緒あふれるジョンのギターにたどり着くまでは彼と同じように一日15時間練習しましょうかね。。。(無理)

今回はここまでです、さいごまで読んでいただきありがとうございました。  

 

 

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【新譜レビュー】Always Ascending / Franz Ferdinand ~何か新しい、されど良い

どうも管理人です。

フランツ・フェルディナンドの新譜「Always Ascending」がまもなくリリースされるという事で、その前に先行リリース曲について私見を述べていこうとおもいマス。

Always Ascending

まずは1曲目のアルバムタイトル曲である”Always Ascending”から見ていきましょう

youtu.be

最初のイントロは少しびっくりしますね、デヴィッド・ボウイ感あります。このまま曲終わったらどうしようかとちょっと不安になりました。(笑)

そうはならずにEDMチックな展開に入っていきますが、サビに入ったところで「あ、フランツだ。」とはっきり気づきます。今回のアルバム通して言えることかもしれませんが、初期のようなギターポップというよりは、ダンスミュージックの方にどちらかと言うと寄っていて、さらにサイケの要素も垣間見えます。しかしお得意の気持ち良いカッティングも健在でその辺のバランスのとり方はさすがですね。

 

Lazy Boy

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続いては”Lazy Boy”です。個人的には一番好きですね。

サビの下降感とかもろもろからMGMTのようなサイケ・ポップ感も感じられますが、ギターリフとドラムがなにしろ心地いい。サイケのようなトリップ感も持ちつつやっぱり体を動かさずにはいられない、そんな曲ですね。良い。

 

Feel The Love Go

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さて最後はこの”Feel The Love Go”ですが、もうPVからしていつものヤツや。変わらない良さがある。なんかのパロディですかね?

それはさておき曲はというと、「Tonight」のなかに混ざっていてもおかしくないような曲ですね。シンセとベースが主役といった曲で、重厚なグルーブにボーカル、コーラス、シンセが浮かんでいてよくまとまっています。にしてもPVなんなんだ一体。

 

総評と海外の反応

先ほども言いましたがダンスミュージックの要素に加えサイケの風も吹かせており、ある意味実験的ともいえる今作ですが、昔ながらのファンも納得の作品でしょう。ただシンプルなバンドアンサンブルの曲もやはりあって欲しいですし、あとシックにまとまっているが故に、キラーチューンといった感じではないとも思いました。

海外のファンのコメントとしては、「新しい曲とコンセプト、とても気に入っている。」「新しくなって帰ってきた!」など、いつもと違う雰囲気を感じつつも肯定的に受け止めているようです。

往々にしてこの時期のリバイバル系バンドは近年新しい領域を求めて失敗することが多いのですがフランツはうまくやったようですね。これからにも期待できそうです。

 

それでは今回はここらへんで失礼します。