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【洋楽】ロック好きにおすすめのエレクトロニカ,シンセポップバンド7選

もともと音楽はロック専門だった自分。しかしそんな自分を電子音に目覚めさせたロックと親和性のある(?)エレクトロニカバンドを完全に独断と偏見で選んできました。

一口にエレクトロニカといっても多種多様なもの。そんな深淵世界にあなたもようこそ。

ケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers)

まずは王道中の王道、ケミブラです。(特に初期の、)大胆なブレイクビーツを基調にした迫力のあるエレクトロサウンドはロックとの親和性も非常に高く、「今までロックしか聴いたことがない!」という人にもすんなり馴染む事間違いなしです。

ロックとエレクトロニカ、テクノのボーダーをブチ壊した代表作、Block Rockin' Beatsをお勧めしておきます。


The Chemical Brothers - Block Rockin' Beats (Official Music Video)

ルーズヴェルト(Roosevelt)

今度は趣向を変えてドイツのエレクトロポップバンドの紹介です。

「踊れるエレクトロポップ」と聞くと想像するのはEDMですが、彼らのアプローチは全く別物。80's風だけどモダンにチューニングされた極上シンセサウンドとリズム隊のグルーヴィーなバンドサウンドの融合により、上品なインディー・サイケを感じながらも体の芯から踊れてしまう、そんな中毒性の高い音楽になっています。


Roosevelt - Montreal (Official Video)

ポーティス・ヘッド

ポーティス・ヘッドはイギリスのエレクトロ・グループ。彼らの代表作Dummyはそのジャケットからもうひしひしと伝わってくるダークムードが特徴です。怪しげでロマンティックな雰囲気を漂わせながら、一方で本格的なヒップホップの様式美も楽しめる傑作です。

マッシブ・アタックやトリッキーなどと共にトリップ・ポップとしてカテゴライズされることも多く(本人達はそれを嫌っているようですが...)、陰鬱なUKロックが好きな方にはもってこいのバンドです。

Sour Times, a song by Portishead on Spotify

デペッシュ・モード

続いてはイギリスのエレクトロポップバンド、デペッシュ・モード

日本での知名度は比較的ないものの、2020年にロックの殿堂入りが決まるなど、欧米では絶大な人気を誇る超大物バンド。その音楽性はニューウェイブらしく、実験的かつスタイリッシュな電子音が特徴的です。古典とも呼ぶべき彼らの音楽は、現在のエレクトロニカを形作ったといっても過言ではありません。


Depeche Mode - Enjoy The Silence (Official Video)

フューチャー・アイランズ

アメリカのシンセポップバンド、フューチャー・アイランズ。私の個人的な趣味でランクインしました。

彼らの特徴は何といっても、なぜかノスタルジーを感じるサウンドとメロディーとボーカル。思わず心がキュッとなってしまいます。昔ながらのニューウェイブのメソッドを踏襲した曲が多いですが、非常に聴きやすく、「ニューオーダーはちょっと響かなかった...」という人にこそ聴いてほしいです。


Future Islands - Seasons (Waiting On You) (Official Video)

ホット・チップ

2000年にロンドンで結成されたエレクトロポップバンド、ホット・チップ、「重厚なアンサンブル」というよりは「ジャブをいろんな角度から何発も入れてくる」ような独特のサウンドが特徴です。

電子音だけに限らず彼らの用いるサンプリングの数は膨大で、せわしなさもあるものの整然としています。そこにボーカルの優し気な声が乗り、気付いたら曲の心地よさにどっぷりと浸かってしまっている。そんなバンドです。


Hot Chip - Over and Over (Official Video) (HD)

MGMT

アメリカのサイケデリックバンド、MGMT。インディーロックバンドとして語られることが多いのでリストに入れるか迷いましたが、電子音を多用したサイケサウンドエレクトロニカの文脈で見ても非常に高い評価を受けています。

全身を包み込むようなトリップ感に身を任せ、自由に体を揺らしてみる。そんな非日常にいざなうMGMTの音楽をぜひ聴いてみてください。

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