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【洋楽】時代順、洋楽ロック初心者が聞くべき曲15選【後編】~ジャンル解説、類似アーティスト紹介つき~

それでは後編です、どうぞ~

前編を見ていない方は、そちらもどうぞ!

 【目次】

 

mfavoritey.hatenablog.com

 

 Jump / Van Halen 1984

ライトハンド奏法を世に知らしめたエドワードヴァンヘイレン率いるハードロックバンドの代表曲です。しかし、それまでの純ハードロックから距離を置くような曲であったため、バンド内に方向性の違いによる溝を生むことになります。

ハードロック全盛期といったバンドで、ほかにはエアロスミスやボンジョヴィなどと関連性が高いです。

Smells Like Teen Spirit / NIRVANA 1991年

上記のヴァンヘイレンのような「ザ・ロックスター」に異を唱え、彼らに対抗するように登場したのがニルヴァーナで、グランジブームを牽引しました。パワーコードのみのシンプルな進行、くたびれたネルシャツにスニーカーといったファッションで、特に若者の間で大流行しました。しかしヴォーカルのカートコバーンは自己矛盾の苦しみとドラッグによる衰弱の末、27歳で自殺しています。

彼らが牽引したグランジには他に、パールジャムピクシーズなどのバンドが属します。

Creep / Radiohead 1993年

ニルヴァーナ、そしてのちに紹介するレッチリによって表舞台にたったオルタナティブロックの雄です。様々な楽器を駆使し、ロックとエレクトロニカや現代音楽というジャンルをうまく融合させました。現代ロックのカリスマです。

彼らは多数のジャンルにまたがるバンドであるので、関連バンドを挙げるのは難しいところですが、ジョイディビジョンやU2などのポストロック、またクラフトワークなどのクラウトロックから多く影響を受けています。

Song 2 / Blur 1997年

オアシスと迷いましたが、あえてこちらで(笑)ビートルズを中心としたブリティッシュ・インベイジョンの時のように、ブリットポップというジャンルで世界中のロックシーンにイギリスの名をとどろかせました。

関連バンドはやはりオアシスですが、この二つのバンド、めちゃくちゃ仲が悪かったことでも有名です(笑)

The Strokes / Reptilia 2003年

インディーや、ガレージロック・リバイバルといったジャンルでの代表的バンドです。2000年代を代表するバンドで、その流れは現在も根強く続いています。

同ジャンルには、リバティーンズアークティック・モンキーズなどがいます。

Dani Carifornia / Red Hot Chili Peppers 2006年

 彼らはニルヴァーナと同時期にブレイクし、オルタナティブロックというジャンルを定着させました。ギターのジョンフルシアンテが在籍していたころが最も素晴らしいとされていますが、現在でもギターをジョシュクリングホッファーに据えて精力的に活動しています。

彼らは、ファンクとロックを融合したと評されることもあり、その点ではリヴィングカラーなどと関連があると言えます。さらに、ラップ調のライミングやデビュー時期などの共通点から、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとの関連も見られます

Sugar / Maroon 5 2014年

ラストはこの方、マルーン5です。甘いマスクと声で老若男女問わず愛されていますが、ロックというよりポップって感じもしますね。この曲のPVなんかも、ハートフルなでポップな印象です。

この曲から深く洋楽に入っていきたい!と思った人は、ロックじゃなくて、むしろブルーノマーズなどのポップのジャンルを探求する事をお勧めします。一応、ポップロックというジャンルもあります。