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【洋楽】超有名!だけどコアなロックファンからは敬遠、嫌われがちなバンド8選

 

 どうもみなさんこんばんは!

今日は、洋楽ファンでなくとも知っているほどに有名なのに(有名だからこそ?)、コアな洋楽ロックファンは嫌いな、または敬遠しがちなバンドを独断と偏見で紹介していきます。ワン・ダイレクションなど、そもそもロックバンドとして認知されているか怪しいものは除外しています。

【目次】

Bon Joviボン・ジョヴィ

まずはやはりこのバンド、ロック界一の人気者かつロック界一の嫌われ者ボン・ジョヴィです。彼らから洋楽ロックに入ったという人は相当数いるはずです。ではなぜ敬遠されてしまうのでしょう?

その理由は、儲けすぎた事でしょう。

彼らはいかにも売れそうな曲を豪華にプロモーションして爆売れし、ライブも規模は大きくド派手にやり、まさしく「ロックスター」を体現していました。

もちろんバンドとしては大成功なのですが、このせいで、のちのニルヴァーナなどのオルタナグランジ勢から噛みつかれることになります。大衆に迎合し、カネ儲けのシステムにどっぷりつかった音楽は、もはやロックではないと言われたのです。

そういう経緯を知るロックファンからすれば、敬遠するのは当然と言えば当然、ほんとは好きでも、コアなロックファンのうちでは、ボン・ジョビ大好き!と言えない空気があります。

同じような理由で、エアロスミスヴァン・ヘイレンといった80'sハードロックバンドも敬遠されています。

Queen(クイーン)

こちらも日本では良くCMなどで用いられ、大人気のバンドです。このバンドは、「世界で最も売れたアーティスト」とされることもあり、世界でも評価されてはいるのですが、特に日本での認知度がとてつもなく、クイーン自身、日本でのセールスに助けられた過去があり、いわば「日本ウケ」するアーティストなのです。実際、クラシックのような展開とコーラスは日本人受けしやすいようです。

これが、コアなファンにとってはミーハー感を出す原因となっていて、敬遠されます。素直になればいいんですけどね。

しかし、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の世界興行収入1000億円、国内興行収入も130億円を突破するなど、改めて国民的かつ世界的バンドである事が証明された今となっては、胸を張って「好き」と言えるバンドです。

 

NIRVANAニルヴァーナ

先ほども出てきましたが、ロック界にグランジという一大ムーブメントを巻き起こしたシアトル出身のバンドです。彼らはイメージ的にロック中級者に敬遠されていますね、敬遠される理由は、「ミーハー感と中二感」です。

洋楽をちょっとかじった人なら誰でも知っていますので、グランジファンからすると、「マッドハニーやパールジャムの方が好き」なんて言いたくもなります。

ロックの現状に反発し、攻撃的かつ退廃的な音楽性で、さらに自己矛盾に耐えきれず27歳でショットガン自殺…こんなに中二感満載のバンド、どこにもありません。けどよく考えてみたら、中二の頃に好きだったものはなんだかんだ一生心に残ってますし恥ずかしがることなんてありません。

ただ、そこまで堂々とできない中級者ロックファンにとっては、ちょっと…ってなるようです。

Coldplay(コールドプレイ)

こちらも国内外でとても人気のある大物バンドです。彼らの場合のキーワードは、「過大評価」です。

ブリットポップの嵐も過ぎ去った2000年代、ギターロックに新たな風を吹き込んだ美しくポップな楽曲は確かに人気に足るものでしたが、その幅広いファン層が故にロックバンドとしては破格のセールスや受賞歴を得るに至り、それが過大だと考える人もいます。

そんな彼らに対しては、本国イギリスでも賛否両論あるようで、NMEアワードのワーストバンド賞を獲得したこともあります。また、映画の中で「おまえはコールドプレイを聞いているからゲイだ」というセリフでイジられ話題になるなど、"女々しい"音楽性だと言って嫌う人もいます。

とはいえ、個人的には賛否もろとも飲み込んで大きくなっているバンドという感じで、好印象です。

Oasis(オアシス)

ブリットポップの火付け役であるモンスターバンドが満を持して登場です。かなりお騒がせなバンドです、一言で言うなら性格に難ありです。

何度も兄弟げんかはするし、あの兄弟はかなり傍若無人といった感じで、嫌いな人はほんとに嫌いですね。演奏技術も高くないですし、曲もビートルズの物まねだ!なんていう人もいます。

しかし一方で、あの歯に衣着せぬものいいがロックらしくて愛しいという人もいれば、そんなに尖っているのに曲はどこか優しげで、ビートルズとはまた一線を画す天才だと評す人もいます。

口では「なんなんだあの兄弟は」と批判しておきながらも、なんだかんだ憎めないという人も多いでしょう。

曲を聴くだけじゃなく、アーティストの背景まで知っている中級者以上のロックファンだからこそ嫌ってしまうパターンです。

Nickelbackニッケルバック

こちらも先ほど登場したNMEアワードでワーストバンド賞を受賞しています。ここで挙げたバンドの中には割と日本での知名度は低いですが、セールスはかなりのものです。

このバンドは特にアメリカではアンチが多いバンドとして有名です。大衆に迎合してくだらない曲を作っているなどと言われることが多いようです。

往々にしてロックはカウンターカルチャーとしての側面があると思われており、セールスを追求した(ように見える)曲は嫌われるのがこの世界です。ニッケルバックの曲は量産型ヘヴィロックのひな形をとことん踏襲し、誰にでもわかるカッコよさがあります。

それが彼らの魅力であるのは間違いないのですが、メタル側の最前線を日々追求しているコアなファンにとっては、非常に安っぽく聴こえてしまうものです。

U2(ユーツー)

イギリスの超大物バンドで、オアシスのノエルギャラガーは「U2のようになるのが夢」と語っていたほどです。

U2の楽曲は、人権問題や政治など、社会問題をテーマとし、かなりメッセージ性が高いです。この時点で純粋なロックを信奉する方々には、「政治やらを持ち込むな!」って怒られます。自分の「ロック観」を持っている中・上級者のなかには、めちゃくちゃU2嫌いな人がいますが、これが原因でしょう。

政治に口出ししたり社会活動を行ったりしていますが、実は税金に関して黒い噂があったりします…こういう偽善者的なところが嫌いだ!って人も多いです。

Metallicaメタリカ

自分は、メタルは専門外なのですが、メタリカだけは数枚聴きます。

とまあ自分のようなライトメタルユーザーから好まれる傾向があるので、メタルガチ勢からは、あまり良く思われていない事があるようです。あと、ヘヴィメタル市場をダメにしてしまった一因として言われることも多々あります。ファン層を広げた立役者であると同時に、産業化・陳腐化の立役者でもあるというわけです。

とはいっても、真のメタラーは素直で良い人達だらけなので、なんだかんだ受け入れています。もし自称メタラーに「メタリカが好きなの...?」と怪訝な顔をされたらただ単にソイツが嫌な奴なだけです。

 

 

 

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